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それTLに書き捨てていいの? Blweetのススメ このエントリをはてなブックマークに追加

2010/08/19 木曜日 - 08:45:39 by かなだ

今日からTwitterに書く程度の内容でも、大事なことはBlogに書くことにした。これをBlweetと呼びたい。と思ってググったら既に同じことを提唱している人がいた。しかしblweet と tweetの検索結果はわずか10件なので浸透はしていない(か、別の言葉になっている)ようだ。

とにかく何でもTLに流してしまわずに1行でもBlweet。でないとブログに流れるべき重要な情報が細切れにされてTLに流れて消えてしまう。実際、Twitterが流行してからBlogコミュニティが縮小しているという観測もある。

しかし、骨の太い概念は、Blweetはあとからいくらでも肉付けができるが、TLに流れてしまうともう取り返しが付かない。TL上のtweetを繋ぎ合わせて情報性を高める試みも行われているが、Blogの情報発信源としての性質の高さはいまだ併せ持っていない。

Blogがタイトルだけでもいいじゃない。本文は暇なときにいくらでも書ける。

孫正義氏のtweetと電子教科書 このエントリをはてなブックマークに追加

2010/08/16 月曜日 - 16:06:24 by かなだ

孫正義氏の電子教科書に関するtweetをまとめてコメントしてみた。実現している電子書籍媒体としてKindleやiPadを例に取る。

@masason その程度なら電子教科書でも簡単。RT @takaofeb9 辞書は検索し
た単語の周りが見れる紙が良い。 @namatahara: @little_patriot: 田原総一朗
さんデジタル教科書に反対

既にKindle付属の辞書は検索した単語の周囲が見られる。究極的には電子情報をコンピュータで扱うので、それで可能なことは基本的に全て可能。孫正義氏は特定の電子教科書端末を挙げている訳ではなく、「電子教科書」という概念を語っているので、何でもあり。ずっと孫さんのターン。

@masason はい。RT @yozhashi 電子教科書、参考書などは、本文中メモを書
き込めたり出来るんでしょうか。それがないと教科書たり得ないと思いますが。

タッチスクリーンであれば可能。紙と違ってデータをレイヤー扱いすれば良いので、通常のメモ、試験に出る項目、落書きなどを使い分けることができる。

@masason PCによる同期不要の電子教科書可能。RT @dogezaking 孫さんは
学ぶ意欲に溢れる小学生が居て、同期や充電すら ままならない苦しい家庭でアッ
プデートができずに…

重度のApple病ですな。Kindleは常時3G接続が可能でプッシュ接続もしてくるので、電源を切っていても知らない間にファームウェアがアップデートされたりしている。もちろんアクティベート時も含めPCは一切不要。むしろ通常の使用方法であればPCに繋げる機会はない。バッテリーは常時使用で2週間持つ。

@masason 止められない。人力車屋さんの役割が減る事を畏れ車社会を否定出
来ない。 RT @tahgsg 国が教科書の基準を電子化した際、それまで契約してい
た印刷業者や問屋の利益減少の可能性はどの様にお考えで?

毎年毎年、教科書の出版・印刷の仕事があるなんて、それは既得権益以外の何者でもなく、そういったものがなくなっていくというのはむしろ良いことだと思う。

@masason 3日で誰でも使える様になります。RT @toshi_st09 変えることだけ
が進化とも限りませんし、進化がいつも正しいとも限りません。電子教科書を扱
えない子供はどうすればよいですか?

指定したページを目でスキャンし、一枚ずつ紙をめくって目標のページを保持する一連のアクションは非常に複雑でフリックでページをめくる方がずっと簡単である。嘘だと思うならゴム手袋をして試してみるとよい(ただしiPadのタッチセンサーはゴム手袋には反応しない。しかしこれはデバイスの改良でいくらでもなんとでもなる)。むしろ電子書籍は、今まで教科書が扱えなかった四肢障碍者、視覚障害者に光明をもたらすものであることを忘れてはいけない。

@masason 電子教科書に書く、見る、聴く、話す、触る、動画、拡大、縮小、
回転、ドリル、採点、集計、統計、リンク、交信、添付…可能。 @toyaken0723
教育に携わるものとして一言。紙による記録は必要。書く事が思考を広げる手だ
てと考える。

そもそも議論は電子教科書であって、誰も紙のノートには言及していないのだが。

@masason 日本の英語教科書で盛んな発音記号を発音出来る米国人はほとんど
いない。 RT @purakin 日本の英語教育で一番問題なのは発音を紙の上で表記す
る事、子供の教科書をみて愕然としました。

これは同意しかねる。日本人も日本語の発音記号([ɸɯɯ̃íkʲi]とか)は読めないだろう。母国語として言語を知っているのと語学を学ぶのとは違う。体で学んだ孫氏と違い、学校では発音記号は必要と考える。電車などで自習する際、ヘッドセットがないと発音が確認できないというのは困る。

@masason 出来ます。RT @macomo_LABOMBA ぱらぱら漫画は? masason
出来ます。 RT @gumby33hy 落書きはできますか? RT @masason 電子教科
書に直後書き込む事可能です。

高速ページ送りは今後電子書籍に必須の機能だと思うし、先ほど書いたようにレイヤーで筆記情報を保持するなら、パラパラ漫画に必要な要件は揃っていますね。

@masason 辞書をめくる過程に何の付加価値が有るのか理解出来ない。教えて
下さい。
RT @taka_wireless https://twitter.com/masason/status/21216533666
効率だけじゃなくて、過程が必要なんだよね。そんなのも解らないなんて悲しいね。

紙の辞書を3秒で引ける人(実在します)は他の人に比べて何か損をしてるんですかね。

他に、紙の教科書の方が視認性が良い、紙の教科書は壊れない、という意見を読んだが、Kindleなどが採用しているe-INKは紙と同様の質感を持つ。また当然ライトを付属させることができるので紙より優れていると言える。壊れやすさに対して、壁に投げつけても大丈夫なのは紙の方だと思うが、古くなっても取り換えられないし、ドブに落としたら書き込んだ情報を含めて全てパーである。電子書籍は古くなったりドブに落としたら新しいのに取り替えれば良い。情報は全てクラウドにある。

iPadのSplitViewControllerとUINavigationControllerは相性が悪い このエントリをはてなブックマークに追加

2010/08/12 木曜日 - 08:37:28 by かなだ

iPad上においてテンプレートのSplitViewを使い、DetailViewをUINavigationControllerのviewに差し替えて使っていたのだが、これが不定な動作を示すことが分かった。

まず、ビューの上側に隙間ができる。ちょうど時計や電波状況が表示させる部分と同じ高さである。これはview.frame.*を調節することによって解決できるが、致命的な問題が発生した。

この状態でModalViewを出し、元に戻すと、iPadがどの向きにあってもDetailViewのオリエンテーションが正ポートレイトの方に向いてしまうのだ。つまり、ランドスケープビューで閲覧している時にModalViewを出し入れすると、DetailViewだけ90度横転した状態になってしまう。RootViewは正しいままなので、2つのビューが90度に対向するような形になってしまう。これは明らかにSplitViewControllerか何かのバグであろう。

仕方がないのでオレオレUINavigationViewを作成して使っているが、これはうまく動いている。現在多忙でiPadアプリケーションをいじっている暇がないのだが、バグが解消されていない場合、時間が出来た時に紹介する予定である。

第二回岡山.pm@2010/07/31 このエントリをはてなブックマークに追加

2010/08/01 日曜日 - 11:16:25 by かなだ

さて、先日、第二回となる岡山.pmが岡山インキュベーションセンターで開催されました。

前回は5人でしたが、今回は7人だったので一安心しました。何しろ最後の最後まで参加者予定者2人でしたから……。今回来られなかった方もいるので、潜在的にはアクティブなメンバーさんは10人くらいでしょうか。

なによりも大きかったのは、今回ゲストとしてJPAの牧大輔氏がいらっしゃったことです。これは岡山.pmがJPAのお墨付きを貰ったと解釈すると色々都合がいいのでそういうことにしておきます。ともあれ、はるばる東京からお越しいただき貴重なお話ありがとうございました>牧氏。

今回は畑がちょっと違う方やそこまでPerlを使い込んでいない人が来られるということだったので、LTは簡単な話にしておきました。取り急ぎここ数か月の業界界隈のドラスティックな変化と、そのおかげで今後View側はクライアントが持つことになるので、WebサーバからAPIサーバへの以降が起こると、文字列処理の得意なPerlは優位に立てるので、第二のPerl全盛期が来るかもしれないとかそういった話です。

自己紹介の時に、冗談でQRコードを写したら、みんな急に携帯電話を取り出して取り込みはじめたのでびっくりしました。今度から知らない人がいる時は使ってみようかと思ってます。

今回はなんだか雰囲気暗かったような気がしたんですが、プロジェクタ用にずっと照明切ってたからですね。次から気をつけます。

その他、変数名に漢字を使うという話やWebベースで対話的にscaffoldを生成する(でいいのかな)という話などが出ました。Perlが漢字の変数名やパッケージ、関数(メソッド)をサポートしたのは知らなかったのでちょっと新鮮でしたね。漢字変数のみで書かれたコードもなかなか面白かったです。

牧氏からはPerl1.0から現在までの歴史について話して頂きました。僕は20年近くPerlを使ってますが、あのように系譜に落として見たことがなかったので興味深かったです。Perlを使っていこうという方達にも良い内容で、今回のメンバーに丁度フィットした話題だったと思います。スライドとトークの組み立ても勉強になりました。

その後、主に僕のリクエストでPlackについて30分?ほど話して頂きましたが、かなりみんな「?」な感じだったんじゃないかと思います。僕も実はPSGIの潜在性に気づくのに相当掛かりましたし……。ただ、訳が分からなくても自分がツールにしようとしている言語が想像以上に奥深く、現場でまだまだ使われ進化しているというのを知るということは非常に大事だと思います。

全員でディスカッションする機会も取りたかったのですが、雰囲気的に無理でした。休憩のあとくらいに外の丸テーブルを囲めばそんな感じになるかな?

また、今回割と早く終わってしまったので、スピーカーが少ない時は僕ももう少しスライド用意しておいた方が良かったのかなと思いました。

あと今回の反省として、今回完全に僕はWebアプリケーションとしてのPerlしか考えていなかったので、あくまで言語Perlのコミュニティだということを叩き込んでおこうと思います。また、Perlに限らず岡山内でエンジニアのコミュニティが必要なのではないかと思いました。

今回新たに参加された方は感じて頂けたかちょっと自信がないですが、コミュニティはその人のスキルなどは問題ではなく、地域という中でのコミュニティ参加というところに意義があるのだということを肌で感じて頂ければなあと思いました。

というわけでYAPC::Asia 2010にも誘っておきました。僕はあれでコミュニティの重要さを知りました。

ともあれ今回もなんだかんだで無事開催することが出来ました。ただ、ほとんど一人の方がメンバーを集めてくれている状態なので、そういったハブ的なメンバーがもっと参加してくれたらなあと思いました。また、他の岡山のエンジニアのコミュニティにも参加してみるつもりです。

参加されたみなさん、昨日はどうもお疲れ様でした。文章が纏まらないですが取りあえず投稿いたします。

書籍からまたメディアが旅立ち、書籍は新時代へ このエントリをはてなブックマークに追加

2010/07/27 火曜日 - 11:48:38 by かなだ

文字情報の歴史は数千年にも及ぶ。言うまでもなく、当初、文字の目的は記録のためであった。そして現代まで、ほとんど全ての場面で、文字情報は「口述・記述・ロジックを人間が認知できる形で表現する手段」として長く使用され続けてきた。その他の情報手段としては音声レコードがあるが、これの歴史はせいぜい130年しかないし、聴力より視力に優れた人間への「情報伝達手段」として使われる場面はそう多くない。

文字情報の多くは「紙」という媒介を通して「書籍」というメディアを形成している。しかし書籍から巣立っていったメディアも少なくない。文字情報は紙の縛りを超え、演劇、オペラやドラマなどに分岐・マージされ独自の進化を遂げている。Webだってペーパーレスの文字情報ベースの媒体である。

さて、ここでiPadとKindle端末を比べてみよう。iPadは古い言い方をすればマルチメディア端末でもあり、画像はもちろん動画も音楽も3Dも自由に操ることができる。問題は本としては重すぎること(ちょっとした辞書なんかよりも重い)、液晶ディスプレイなので長時間の凝視に耐えられないことだ。

他方Kindleはe-inkを採用しており、軽量(Amazonの言を借りると文庫本並み)でかつ2週間という驚異的なバッテリー容量があり、紙にそっくりな読書感でとても文字が読みやすい。しかし、文字情報以外ではモノクロ4階調の画像しか表示できない。また原理的に書き換えに時間が掛かるため、動画再生は不可能だ。

さて、iPadの日本語電子書籍アプリをいくつかダウンロードしてみたが、表紙や広告が動画になっていたり関連する音声が再生できたりと、一昔流行ったCD-ROM+マルチメディアを彷彿とさせる造りになっている。これは偏にiBookへの日本の出版社の対応の遅れが原因だと筆者は踏んでいる。iBookのフォーマットではアプリに比べて自由度が低いからだ。しかし、電子書籍「アプリ」は我々に、「書籍」の枠を超えた新しいメディアの形を示してくれた。RPGゲームのように進行するライトノベル、あちこちにタグ付けがされた動画、もちろんこうしたものは現在でもあるが、まだ形成途上である。今後は「iPad」というプラットフォームにより、オフィスチェアやテレビの前に座らなくても、ベッドやリビングでゆっくりとこうしたものが楽しめる。これからはそういう時代になっていくだろう。

他方のKindleは日本語の書籍がまだまだ少ない。しかしPDFが読めるようになっているので、青空文庫の本であれば日本語で読むことができる。iPadと違ってハードドライブが開放されているので、データさえあれば好きな本を好きなように入れることができる。この利点は大きい。つまりKindleが普及すれば、Webサイトをちょっと構えるだけで誰でも安価、または無料で自費出版ができてしまうのだ。YouTubeが動画メディアに影響を及ぼしたように、これはこれで世界を変えていくだろう。

筆者は文字情報だけのiPad用書籍がヒットするとは思えない。それはCPUパワーとバッテリーの消耗に比べて得られる報酬が少ないからだ。出版社がアプリ造りに打ち込んでいるところが放映されたが、やたらと動きを求めていた。もちろん動けばいいというものではないが、古来の書籍にはない、新しい形のメディアを目指そうとしているのが分かる。

ここで私は勝者はKindleでもiPadでもないと予測する。Kindleは以前と変わらず文字情報を発信し続けるだろう。今でも文字情報の価値は失われていない。私が今こうして文字だけで情報を発信しているように。そしてiPadは電子書籍の枠を超えた新しいメディアとして書籍から巣立って行くだろう。

ちなみにAmazonとAppleはというと、これはAmazonの勝利であろう。何しろKindleの書籍はiPadでも読めるのだ。AmazonはAppleと違って本屋さんなので、自分のところの本が売れればKindleだろがiPadだろうがNOOKだろうが構わないのである。そして現在4万冊という手駒がある(この間まで3万冊であった)。一方、iPad用の新しいメディアが洗練され、出揃うのはずっと先のことであろう。

余談になるが、現在多くのiPad用雑誌の出来はまったく噴飯モノである。ピンチで画面を拡大していくと、フォントにJPEG特有のブロックノイズが載っている。文字情報が画像で取り込まれているのだ。こんな文字情報すら入っていないものは電子書籍と呼びたくないものである。

まだまとまっていないのだが、周りで話が着々と進んでいるようなので、未稿のまま公表する。読みにくい点は容赦頂きたい。